DOTの仕事って通常作業だとキャラクターの絵を描いたりするんだけど、
たまにフォントの加工といった作業も発生します。
ゲーム内で大量にフォントを使うときは、容量の問題もあるから1ビット(2色)で、大体白と黒を使います。
例えば黒地に白文字といった具合。
この場合は中間色が使えないんで、大きめのサイズ16X16とかで作って
なるべく読みやすいようにすることを頭において作ります。
容量に余裕がある時や、ある程度決まった文章しか表示しない場合は2ビット(4色)使ったりします。
黒、グレー、白の3色+1色(この1色は抜きカラー、いわゆる透明色ですね)
2ビットになって、使えるカラーが3色になった為、やっと中間色でジャギー(ギザギザの事)処理が可能になります。
下の絵は左が未処理、右が中間色を入れてある物です。
サイズは一文字32X32サイズです(実際の文字サイズは18)。

このサイズだと普通にゲーム画面で見ると、きっちりと中間色補正が分かります。
(上の絵も別窓で見たら分かるかな)
どの部分に中間色によるジャギー処理をしているかというと…
(別窓で開いて見てください、サムネイルだと潰れてますんでw)

文字の入りと抜き部分ですね。
ジャギーが目立つ部分に中間色を入れて、角を落としているという訳です。
文章がパーツとしてベタでデータを持っている場合は、さらに数色中間色を使って綺麗に仕上げます。
でも、この作業は…面倒くさい!
携帯電話の場合は中にフォントを持っているから、この作業をしなくてすむ事が多いんで、
とっても嬉しかったりします。
ブログのカウンター画像やバナー画像にもこういったジャギー処理を行えば
さらに綺麗な画像になって見栄えがUPします。
と、いったところでフォントのジャギー処理についてを終了します。
次回のお題は…気分だから…何でしょね?
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